【インナー×協調筋×拮抗筋】アウターの筋緊張を起こす原因は?其の1

みなさん、こんにちは
骨格ラインから美しい身体をつくる美姿勢・美脚スぺシャリスト@Sadaです。


確定申告やら、専用セミナーの準備やらで忙しく、ブログ更新ができておりませんでした。ちょうど昨日、RRRマスタースペシャリスト専用の講習をおこなったのですが、その中で一つメンバーにお伝えした内容から記事でも書こうかな?と思います。
( ゚Д゚)サンコウニドウゾー


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現場において、腰痛や頸部痛など、ある部位に痛みがあったり、その周囲がパンパンに張っているという症例には、頻繁に遭遇していると思います。みなさんはそんな時、どのように考え、どのようなアプローチをされていますか?最近は「筋膜リリース」の名前でその部位を「弛める」ことが流行っておりますので、そういったアプローチをしている方も非常に多いのではないでしょうか?


その他にも、ストレッチやマッサージなど、色々な方法で、緊張している筋肉を伸ばしたり・ほぐしていくことは可能ですよね。私も手技療法からこの業界に入っているため、昔は、こういったケースでは、その緊張している部位をよくほぐしたり、ストレッチしていたものです。



それ自体は良いアプローチであり、クライアントさんも緊張していた部位が弛むととても気持ちよく、その後は楽に動けるようになると思います。ただ皆様も経験していると思いますが、その状態ってそんなに長く続かないことが多いですよね。数時間~数日後にはまたパンパンに緊張した状態に戻っていることが多いのではないでしょうか?

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何故そんなことが起こるのか?と考えていくと、結論的には、痛み・張りがでている部分は「結果」であり、「原因」ではないということです。「原因」の部分にアプローチしていないから、また部分的な痛み・張りという「結果」が繰り返されてしまっているという訳です。


そしてこの「ある部位の過緊張」というケースにおいては、「他の部位が働いていない(機能低下している)ため、その部位が頑張りすぎている」ということが非常に多いパターンと言えます。



例えばある会社で「全く仕事をしていない人の代わりに、ある一人が頑張って、一杯一杯になりながらも仕事のノルマをこなしている」となった時に、あなたならどうしますか?頑張って働いている人のところにいって、肩を揉みながら「ちょっと楽になったでしょ?もっと頑張ってね」って言いますか? いやいやいや、それって鬼でしょ?(ノД`)・゜・。 頑張って働いている人を楽にしてあげるなら、働いていない人を働かせるってのが適切な対応ってやつではないでしょうか?



ではどこの部位が働いていないのか?となった時、次のような考え方が一つの参考になると思います。
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①関節制御筋が働いていないから、関節がズレてしまい、その周囲に緊張がおきている。

②協同筋が働いていないから、ある特定の筋肉が頑張ってしまい、その筋肉が緊張している。

③拮抗筋が働いていないため、神経反射による抑制がかからず、緊張が抜けにくくなっている
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大まかに解りやすいのを3つほど挙げました。実際これらが原因となっていることが非常に多いと言えます。①⇒②⇒③の順番で原因になっているケースが多い感じですが、これらに関して簡単に説明してみますね。ちょっと長くなりそうなので記事を分けて書きます。今回は①に関してお伝えしていきます。


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まず①ですが
◆関節制御筋(インナーマッスル)が働いていないから、関節がズレて、その周囲に緊張が起きている。


これはもう現場では非常に多く遭遇しているケースです。ダントツ一番の遭遇率だと思います。


インナーマッスルの役割としては
・動作時の関節中心軸を制御
・姿勢保持に働く
の2つがメインとなっていますが、特に「関節中心軸の制御」がとても重要な機能となっています。



人間は、インナーマッスルが働いているからこそ、動作時に関節中心軸が制御され、痛めることなくスムーズに動作ができるようになっています。しかしインナーマッスルが適切に働くことができなくなると、動作時に関節がズレてしまい、関節周囲に物理的ストレスがかかってしまいます。


そうすると関節の周囲には様々なセンサーが付いてるので、関節がズレて動くと、それらのセンサーが反応し、脳に向かって「なんか関節ずれているから危ないよー」と連絡をしてくれます。連絡を受けた脳は「(; ・`д・´)コレハイカン!」と判断し、その部位周辺に対し「関節がずれてるみたいだから何とかしてー」というとてもアバウトな指令を出してしまうのです。



この時、肝心なインナーマッスルが何らかの理由で働いてくれない状態になっているので、この脳からの指令に対して反応するのは周囲のアウターマッスルになってしまいます。「(;゚Д゚)俺たち関節制御は出来ないんですけど・・、本業もこなさないといけないですけど・・・、といっても俺たちがやるしかないか・・・」という感じで強制的に働かされてしまうのです。


しかし、アウターマッスルは、関節にかかる剪断力(ズレる力)に対する制御機能は持っていないため、どんなに頑張っても、どうしても関節はズレて動いてしまうんですよね。そのため、『関節ズレる⇒センサー反応⇒脳が周辺組織に命令⇒できない仕事をやらされ続けるアウター(本来の仕事も同時にこなさないといけない)⇒パンパンに張り続ける』の悪循環は終わることなく繰り返されてしまうのです。



どうでしょうか?この悪循環を断ち切ろうと思ったら、働いてくれなくなったインナーマッスルを働けるようにしていかないといけないというのが理解できるのではないでしょうか?そしてそこが理解できると、パンパンに張っている筋肉を「弛める」ことも大事ですが、『働いていないインナーマッスルが再度働けるようにしていく』というアプローチをしていかないと、根本改善しないことが解ると思います。



こういった感じで、「インナーの機能不全⇒アウターがパンパンに張ってしまう」というケースは全身のアチコチでおきています。代表的な例は、
◎(腰部)多裂筋の機能不全⇒腰方形筋・腰最長筋・腰腸肋筋の過緊張
◎(頸部)頸長筋の機能不全⇒斜角筋・胸鎖乳突筋の過緊張
◎(股J)小殿筋の機能不全⇒大腿筋膜張筋の過緊張
◎(足部)腓骨筋の機能不全⇒腓腹筋外側頭の過緊張
であり、現場でよく遭遇するものだと思います。



もちろんもっと多くのケースがあるため上記は一部でしかないのですが、皆様も現場で結構遭遇しているのではないでしょうか?
ただインナーマッスルへの的確なアプローチは結構難しく、特に頸部の「頸長筋」などは、正しい鍛え方を知らないと、逆に痛みやアライメントのズレを増長してしまったりします。 

このようにインナーマッスル達も、各筋肉により役割や性質が違うので、それぞれ鍛え方が結構違ってきます。それらに対し的確にアプローチするには、正しい情報と正しいエクササイズを知っておく必要があるのです。




RRRやコアクレードルアカデミーでは、こうした関節制御に関わるインナーマッスルへのアプローチが適切に行われるよう、解剖学的な視点からエクササイズを作り上げております。「コアクレードル」「リップス」「ちょいサポ」などのツールを使うと、マットだけでは感覚が出にくいインナーマッスルへのアプローチが的確に、そして再現性高くできるため、現場において非常に重宝するツールとなるはずです。
 
コアクレードル1 CraLips0008.jpg ちょいサポ 

各地にてこれらのツールのセミナーは開催されていきますので、ご興味ある方は是非ご参加くださいませ。
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