理論編⑤ ~美しい体幹を保つシステム~

みなさん、こんにちは^^
「美しい姿勢」をつくるスペシャリストのさだです。


「美しい姿勢」はやはり、「美しい体幹」から!


「美しい体幹」とは、言ってみると、
「骨盤と脊柱を正しい位置で安定させる」
ということです。


「安定性」を高めるのに効果的なメソッドは「コア・スタビライゼーション」になります。
という訳で、今回は骨盤と脊柱を正しく安定させるシステムを
「コア・スタビライゼーション」の理論から見てみましょう^^





■脊柱の安定性システム
脊柱安定性の維持には、以下の3つの要素が関与します。
①骨-靭帯構造による構造的的支持 :(骨格構造的姿勢安定システム)
②筋システムによる支持         :(筋肉による姿勢安定システム)
③中枢神経による筋システムの制御  :(神経的姿勢調整システム)
s-脊柱の安定システム

多分節構造を持つ脊柱においては、この制御においても2つのパラメーターを考慮する必要があります。
■脊柱全体の方向性の制御 = グローバル筋による制御
■椎骨の各分節レベルでの制御 = ローカル筋による制御


脊柱の効率的な安定性は、両者の支持の統合によります。
脊柱の制御と保護および日常の機能中の神経要素を合体するために、
2つのパラメーターは相互に依存しているのですが、それでいてそれぞれに独立した性質も持っています。



これは、つまり脊柱の安定性は、決して筋力だけできまるものでなく、骨格・関節構造の問題、骨格を支え身体のコントロールを行なう筋肉の状態、そしてその筋肉をコントロールする神経機構、これらがすべて揃って、正しく脊柱を保つことができることを指しています。

なので、コアのトレーニングは、むやみな筋力トレーニングではなく、正しいポジションでしっかりと身体を感じながら、正確に動く必要があるのです。

フィットネスの現場でドローイン(お腹をひっこめる)させて、かなり高強度な体幹屈曲の腹筋運動をして追い込んでいる場面をよく見ます。
もちろんそういったトレーニングもクラインアントの要望によっては必要なときはありますが、基本的にこの方法では、スタビライゼーションの原則から外れてしまいます。

詳しく分けるなら、
■インナーの安定 =神経・筋・骨格の協調した「安定力」
■ドローイン = 腹筋群を使った体幹の強力な「固定力」
となります。

ここの観念は結構大事です。覚えておいてくださいね^^


コアスタビライゼーションにおいては、筋力をアップさせるという観点よりも、「コアを安定させた状態をキープしたまま正確に動く」という、コア・コントロール重視のトレーングになります。
これはコアの筋肉の機能異常をしればわかることですが、筋力低下が原因での機能異常よりも神経筋コントロールの異常による問題のほうが多いのです。


会社組織で例えるならば、社員達の個別の仕事能力はあるにも関わらず、上司からの命令がうまく伝わらないせいで、仕事がうまく回らない状態だと言えます。

あなたがコンサルタントだとしたら、この会社をどう立て直していきますか?
もともと能力がある社員達をさらに鍛え上げようとしますか?

そんなことはしないですよね。
おそらく上司の命令が社員達になぜきちんと伝わらないかの原因を探って、そこを改善させていきますよね。

コアスタビライゼーションも一緒です。
脳(上司)-筋肉(社員達)の連携が上手く取れるようにトレーニングするのがポイントとなるのです。

このときの脳とのリンクを図るメインとなる筋肉たちがインナーユニットと呼ばれる筋肉たちで、4つ挙げられます。
■腹横筋
■多裂筋
■骨盤底筋群
■横隔膜


言ってみれば、会社(身体)をしっかりと保つために必要なキーマン(キーマッスル)なのです。
彼らがしっかりと働いてくれれば、他の部署・会社(アウターマッスル)との連携がうまく取れるようになるのです。


さぁ、これで今回の図の意味がしっかりと理解できたのではないでしょうか?


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