仙腸関節の締まりの位置と弛みの位置

 みなさん、こんにちは
『美姿勢・美脚』スペシャリストの@Sadaです

朝夕は大分涼しくなってきましたね。
何よりも日が暮れるのが少しずつ早くなってきています。

海の夕日をみていると、夏の終わりを感じてしまいます。

さて、骨盤に関してみていってますが、今日のテーマは『骨盤の締りの位置と弛みの位置』
さぁ、どのような機構でできているのか見ていきましょう^^


骨盤の締まりの位置と弛みの位置



仙骨と寛骨の位置関係により、仙腸関節が「締り」の位置になったり、「弛み」の位置になります。
法則としては下記の図の通りです。

締りと弛み 

仙骨は前傾すると、わずかに前方、そして頭方へと持ち上がる動きをします。
これが仙腸関節の「締りの位置」であり、この仙骨運動を「ニューテーション」とか「うなずき運動」とか言います。

逆に仙骨が後傾すると、後方移動、そして足方へと沈み込む。
これが仙腸関節の「弛みの位置」であり、この仙骨運動を「カウンターニューテーション」とか「反うなずき運動」とか言われます。

●ニューテーション        :前傾-前方移動-挙上
●カウンターニューテーション :後傾-後方移動-下制



姿勢保持においては、仙骨が「締りの位置」にあることで、骨・関節性の支持力が高まるため、腰部筋への負担が軽くなるといえます。

例えば、筋・筋膜性の慢性腰痛のケースにおいては、仙骨が常に「弛み」の位置にあることが原因で、仙腸関節の骨・関節性の支持力が低下してしまい、それをサポートするために、多くの腰部の筋肉を使い続けていることが原因の一つになっていることが多くあります。

では締りの位置にあればいいのか?というと、決してそれだけがいいわけでなく、例えば、歩行においては、立脚側の仙腸関節は「締り」の位置となり、体重支持力が優位となり、遊脚側の仙腸関節は「弛み」の位置となり、動きがスムーズに起きやすい状態を作っていたりします。

つまり、仙腸関節の「締り」と「弛み」に関しては、どちらが良い・悪いではなく、人間の機能としてどちらの状態も必要である、ということを理解しておいてもらいたいのです。

そのためには仙腸関節の可動性をしっかりと保ち、常に締まりと弛みが入れ替われるようにしておくことが大事です。
そこで、「どうやったら仙腸関節が締りの位置にいくのか?」と考えると、基本的に、関節を締めるのは筋肉による働きが必要であり、そのために活躍するのが「多裂筋」なのです。

そうすると、仙腸関節の可動性を保ちつつ、「必要な時に仙腸関節の締まりの状態を作れる多裂筋」の機能をしっかりと保たせておくことが重要といえます。

例外として、仙骨が前傾しても、仙腸関節が「締り」の状態にならないパターンがあります。
「骨盤輪不安定症」などと言われることもあるが、簡単に言えば、仙腸関節周囲の靭帯が弛んでおり、仙骨前傾でも靭帯による支持が起きない状態です。

この状態では、仙腸関節は常に弛みの状態になりやすいため、腰部の筋への負担や股関節などへの負担が増大し、痛みの原因などになっているケースが多いと言えます。

この状態こそ、骨・関節ではどうしようもないので、「筋のコルセット」で保護しないといけないため、より一層のインナーの強化が重要と言えますね!


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