美脚理論7 ~股関節の骨格構造2~

みなさん、こんにちは
『美しい姿勢』をつくるスペシャリストのさだです


最近は専門機関への出張講習などが多く、
またビジネス的に大きな転換期にあり、
サロンでのんびりセッションができなくなっています(-_-;)

そんなわけで、やはり更新が滞りがちですが、
少しずつ情報をアップしていくので楽しみにお待ちくださいね^^


では今回は股関節の続きからです。
美脚のためには、股関節に関しての知識は絶対に押さえておかねばならないポイントとなりますからね!

股関節の骨格構造2

前回に、股関節の骨格構造に関して、
◆前捻角
◆頚体角
について書いてみました。

今回は、股関節をおおっている靭帯構造に関して見ていきたいと思います。

股関節を覆っている靭帯はとても強力で、3つの靭帯からなります。
腸骨大腿靭帯
恥骨大腿靭帯
坐骨大腿靭帯


この中でも特に、腸骨大腿靭帯は、身体の中でも最強の靭帯であり、とても強力です。

姿勢変位の中で、スウェイバックといわれる姿勢などは、
弱化した股関節の支持筋の代わりに、
この腸骨大腿靭帯で体重を受け止めるような変位をしているほどです。


靭帯はそれ自体には収縮力はなく、
関節の位置自体を決定する能力はないのですが、
運動方向の制御などに大きく関与してきます。

そのため、この靭帯たちにアンバランスが生じると、
脚を動かす際に、大腿骨頭が、股関節臼の中で正しく動かず、
股関節周囲の痛みとして現れたりすることが多くあるのです。


現場でよく遭遇するのが、股関節を折り曲げた際の、
「股関節の前面(ソケイ部)の詰まり感」ではないでしょうか?


この詰まり感の原因として多くあるのが、
大腿骨頭の前方すべり
と言われる状態です。


大腿骨頭の前方すべりが起きる原因として考えられるのが、
股関節後方線維の硬縮(坐骨大腿靭帯、後方関節包、外旋六筋など)
ハムストリングス、大腿直筋など、2関節筋のアンバランス
大腿骨頭を制御するための、姿勢保持筋の弱化


などでしょうか?


今日は、この中でも、
股関節後方線維の硬縮(坐骨大腿靭帯、後方関節包、外旋六筋など)
への対応の仕方をお伝えしますね!


まずは、どの部分が硬縮しているのか?ですが、調べる方法はあるのですがとてもややこしいので、
この場合は全部アプローチする考えでやってみましょう!


まずは靭帯からですが、
◆坐骨大腿靭帯
この靭帯がどの方向で伸張されるかご存知ですか?
まぁ、色々な方向で伸ばされるのですが、
「内旋」で伸張すると、とても効率的に硬縮をリリースできるとされています。

◆後方関節包
これは、股関節屈曲方向で伸張されます。
非常に単純ですよね!
ただし、コツがあって、ただ股関節屈曲のストレッチをするだけだと、
やはり大腿骨頭が前方すべりを起こしてしまい、後方関節包は伸張できないことになります。

これを防ぐには、「股関節圧迫位」にて行うことがとても重要になります。
手技療法の世界では、大体こういった場合は「離解」して行う、とテキストにあるのですが、
私が現場で様々な検証をした結果でも、
やはり「圧迫」での動きを行ったほうが、遥かに効果的だと思われます。

◆外旋六筋などの筋組織
「硬縮」ときくと「ストレッチしてください」と言いたくなるかもしれませんが、
ちょっとまってくださいね!

弱化の末に硬くなってしまうケースもあるので、
ここは「強く・柔らかく」筋肉を変えてあげる必要があります。

特に外旋六筋は骨頭制御にとても重要ですから、
ただストレッチして伸張するだけでは、いい結果は得られない可能性が高いです。



さて、と言うわけで、これらの要素に対してアプローチをしていくことがとても重要なのですが、
アプローチにおけるポイントは何となく伝わったでしょうか?

そして幸いなことに、これらを全て同時にアプローチできる、
とてもよいエクササイズがあるんですよね!

そう通称スパイダーのエクササイズです。

このエクササイズですが、
後ろ足側は、坐骨大腿靭帯のみならず、腸骨大腿靭帯、恥骨大腿靭帯まで伸張できます。
前足側は、後方関節包の伸張がされ、
かつ脚を外旋させるポジションを作り体重支持を行うため、外旋六筋での制御も入ります。

そういうわけで、股関節にとってもとてもよいエクササイズなのがわかると思います。


股関節の問題があるクライアントさんがきたら、是非提供してもらいたいエクササイズの一つですね!
ただ負荷が高いので、この前に準備エクササイズを何個かいれるとスムーズに導入できるのですが・・
まぁ、機会があったら導入エクササイズもいつか紹介しますね!



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