肩鎖関節の関節構造と靭帯

みなさん、こんばんは
骨格ラインから美しい身体をつくる『美姿勢・美脚』スペシャリストのSadaです


本日のお題は「肩鎖関節」
この適合性が悪い関節を安定させるために頑張っている2つの靭帯をご紹介します。

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「肩鎖関節」は一般的には平面関節に分類されていますが、
凸面同士の噛み合わせになっているケースもあり、非常に不安定な構造となっています。

肩鎖関節2

その構造的不安定性に加え、「肩鎖関節」を覆っている「上肩鎖靭帯」は非常に弱い靭帯であることから、肩鎖関節はとても不安定で脱臼などを起こしやすいとされています。


しかしながら、この不安定な関節を補強するために、肩甲骨と鎖骨をつなぐ靭帯が存在しています。
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◆円錐靭帯
◆菱形靭帯

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の2つの靭帯です。

この2つの靱帯は、それぞれ肩甲骨の烏口突起から鎖骨を結んでおり、肩甲骨と鎖骨の運動と安定性に関与しています。

・円錐靭帯は肩甲骨と鎖骨が開きすぎるのを制限しており、
・菱形靭帯は肩甲骨と鎖骨が閉じすぎるのを制限しています。


弱い「肩鎖関節」を補強し、肩甲骨と鎖骨が外れないように保護してくれている頑張り屋さんなのです。
たまにはこんな地味な存在に注目してあげるのも悪くないですよね。

是非、解剖書を開いて見てあげてください!


ちなみに腕の【外転運動】において、肩鎖関節の動きは、
・10°の挙上
・肩甲骨-鎖骨間角度の70°までの開大
・鎖骨の後方(上方)回旋45°

【屈曲運動】←外転運動に同じ

【伸展運動】
・肩甲骨-鎖骨間角度の10°閉鎖
(関節間角度が約50°まで閉じる)

などのようになっています。




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胸鎖関節の関節構造と動き

みなさん、こんばんは
『美姿勢・美脚』スペシャリストのSadaです


本日のお題は「胸鎖鎖関節の動き」に関してです。
肩甲骨の動きに大きく関与するこの関節について、少し見ていきたいと思います。

胸鎖関節 



まず、この胸鎖関節は「鞍関節」という関節に分類されます。
ちょうど馬の背中に載せる「鞍」の形をしているからです。

th.jpg 

この鞍関節は関節運動において、ちょっと変わった動きをします。
どのように変わっているのかと言うと、動きに応じて、関節の凹凸面が交代するということです。

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【水平面上の動き】=鎖骨の前方移動・後方移動
 ⇒胸骨柄が凸面、鎖骨が凹面

【前額面上の動き】=鎖骨の挙上・下制
 ⇒胸骨柄が凹面、鎖骨が凸面
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何が重要かというと、肩甲骨や上腕骨の動きを起こす際に、この胸鎖関節の動きが理解できているのと、できていないのでは、まったく動きのスムーズさが違ってくるからです。

また慢性の肩こりの方などでは、この胸鎖関節の可動性がかなり悪くなっており、また上方変位などのズレを起こしていることが多々あります。


現場では、この関節運動に基づく正常な動きを誘導するために、
・例えば、肩甲骨の挙上運動に合わせて、胸鎖関節に近い鎖骨部を指で軽く下方に押し下げて、関節運動のサポートをしたり、

・例えば、肩甲骨の内転運動に合わせて、胸鎖関節部の鎖骨面を後方に軽く押し込んだりなどと、関節運動をサポートをしていくことで、エクササイズの効率をあげたりできます。


変位したまま固くなっている場合は、結構「ポキッ」という感じで、ズレが修正されたりもします。

※ちなみに鎖骨の回旋は組み合わせでしか起きない関節運動であり、
・挙上-後方移動-上方回旋
・下制-前方移動-下方回旋

という運動パターンとなっています。

肩関節障害のクライアントさんは、この胸鎖関節の動きも問題を抱えているケースが多いので、時々注意して見てください^^




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肩甲帯の関節運動

みなさん、こんばんは
『美姿勢・美脚』スペシャリストのSadaです


肩甲骨の配置や関節構造に関してみてきましたが、
今日は、肩甲骨の動きに関して見て行きたいと思います。

基礎的な動きの説明からになりますが、
複雑な動きを理解するにはまず基礎から覚えていくのが近道になります。


肩甲骨の動きは、
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・挙上  30°~40°
・下制  10°
・内転  25°
・外転  45°
・上方回旋  60°
・下方回旋  10°

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が基本としてあります。

肩甲骨の関節運動

単純に見える、この基本的な動きは、実は胸郭と鎖骨をつなぐ「胸鎖関節」と、鎖骨と肩甲骨をつなぐ「肩鎖関節」の2つの関節によって引き起こされる、実は結構複雑な関節運動をしています。

詳しくは次の記事で見て行きたいと思いますが、
例えば、肩をすくめるような動きである、肩甲骨の挙上運動は、
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・胸鎖関節の挙上+肩鎖関節の下制
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によって起きています。

ということは、この2つの関節を制御する筋群たちが正しく働いていないと、正しい動きは起きないということですね。


エクササイズ時によくおこる肩甲骨周りのエラーパターンは、この2つの関節の制御がうまくできていない時に起こります。

意識しやすい肩甲骨ばかりに目がいきがちですが、2つの関節に関与している鎖骨の動きにも意識を向けると、意外と簡単に正しい動きが引き出せたりすることが多くあります。

是非自分で意識して試して見てください^^





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肩甲帯を構成する関節

みなさん、こんにちは
骨格ラインから美しい身体をつくる『美姿勢・美脚』スペシャリスト』のSadaです

今日は、肩甲帯の関節に関してです。
これは普通の解剖の本にも載っているようなことですが、骨格や関節に関しての基礎的知識は、アライメントや動作を見極める際に必須となります。

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肩甲骨は、胸郭と直接的な関節は持っておらず、
鎖骨を介して胸郭とつながっています。

鎖骨が胸骨とジョイントすることで、体幹と繋がっていくわけで、
そのため、関節としては、

・胸鎖関節
・肩鎖関節
・肩甲胸郭関節
・肩甲上腕関節

と4つで構成されています。

肩甲帯の関節構造


この中でも、胸郭と肩甲骨で構成される「肩甲胸郭関節」は、
胸郭と肩甲骨の関節として名前が付いていますが、
これらは筋肉による機能的関節であり、通常の関節のような靭帯などでの連結ありません。


肩甲帯のイメージとしては、
鎖骨がクレーン車のアームで、肩甲骨はそれに吊り下げられている荷物、
それを筋肉というロープで胸郭に押し付けたり動かしたりできる構造といった感じですかね?

肩甲骨を吊り下げている鎖骨は、
胸郭と「胸鎖関節」で連結し、
鎖骨と肩甲骨は「肩鎖関節」で連結しているという訳です。

これに加え、上腕骨が肩甲骨にぶら下がるように連結し、
「肩甲上腕関節」を形成しています。


複雑な構成になっているため、
関節がユルく不安定になりやすいのですが、
それ故に高い関節可動性を有します。


今後肩甲骨や上腕骨の動きなどを見ていく際に、
この構造を理解しておくことがとても重要となります。

是非お手元の解剖書をご覧になってみてくださいね^^





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肩甲骨のニュートラル

みなさま、こんにちは
骨格ラインからキレイをつくる『美姿勢・美脚スペシャリスト』のSadaです


ここまでで胸郭に関してみてきましたが、
これから肩甲骨に関して見て行きたいと思います。



肩甲骨と胸郭の関係性、
肩甲骨と上腕骨の関係性などを考えると、
とても複雑な感じがしてきますが、
基本を押さえておくと、やはりシンプルに考えれるようになってきます。


そのために、まず覚えておいてほしいのが、
・肩甲骨の静的なニュートラルポジション
です。

肩甲骨のニュートラル (1)
【肩甲骨のニュートラル】
・肩峰から上角を結ぶラインが後方に30~35°
・上角は胸椎1・2番の間にある
・下角は胸椎7・8番の間にある
・肩甲骨関節窩は、5°上方

その他に、脊柱と内側円の距離が平均で6cm~7.5ccmなどもありますが、距離の平均は体型によってはまったく合わない指標となるので、私は基本的に角度や、その他の骨との位置関係などを指標として見ることをお勧めしています。


なので、私が現場でメインに使っている指標として、
すごくザックリですが、
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◆肩峰から上角を結ぶラインが後方に30~35°
◆肩甲棘と下角を結ぶラインが、ほぼ床と垂直

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の2点を使っています。

肩甲骨自体は、解剖学的な表記でみると、正確には若干前傾をしているのですが、、
現場においては、肩甲骨に手をおいた場合、
肩甲棘の出っ張りがあるため、下角と結んだラインは垂直ぎみになるのです。



ただ、これはあくまでも静的なニュートラルポジションでしかなく、肩甲骨は動作時に胸郭や上腕骨と連携してかなり位置を変化させます。

なので、肩甲骨を正しく見るためには、動作時の上腕と肩甲骨、胸郭と肩甲骨の位置関係や連鎖を知っていくことも必要になってきます。

今後、そういった部分に関しても見ていききたいと思いますね^^






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